まよいのもり

私は小さい。だから私でいられる。

年末にお金の掛けどころを考える

今年も年の瀬を迎える。今年はゆとりのある1年だった。

断っておくけれど、私は年収が平均的な職場に勤めており、特別に裕福な家庭で暮らしてはいないと思う。

買い物は下手ではないと思うが、ほしいものが偏っているとは思う。

趣味である本と服とPC、そのほかは生活費。それで満足していて、ほかにほしいものはあまりない。

今年もお金を何に使ったか棚卸したところ、

収入の半分は、募金献金 (注1) 、プレゼント、投資信託 (注2) に使い、生活費と趣味費は収入の半分で済んでいた。

経験や時間を買おう

納豆がスーパーで128円で売っていたら買わないけど、

ワイヤレスイヤホンが2,500円で売っていたら目に入る。

納豆の予想価格は68円、ワイヤレスイヤホンは8,900円と思っているので、

60円の差額で買わないことが不思議になった。

買うなら長い間楽しみたい。だから、経験や時間を買おうと考えるようになった。

おいしい納豆 (注3) も買うようになったし、安物の大きい買い物はしなくなった。

お金の掛けどころをあらかじめ考えておこう

お金の掛けどころをあらかじめ考えておかないと、買い物で失敗しやすい私。

2年前に奥歯の移植手術を経験して以来、歯には懲りて、歯間ブラシや洗口液は常に使うようになった。

シャンプーも、CMで有名なシリコン系の商品 (注4) をやめて、少しいいものに切り替えつつある。

サプリでGABA (注5) 亜鉛 (注6) をたまに飲んでおり、睡眠や回復が仕事とうまくバランスできている。

健康にはお金を掛ける。大学院で勉強した生命科学の知識を駆使して、良いと思うものを使う。

良かったら友人知人に紹介する。こんなことも始めた1年だった。

できることが増えるものを買おう

「知識が最高の投資である」とはベンジャミンフランクリンの言。

私は安いからという理由ではあまり買わない。

ずっと安くなるのを待つことはあっても、安いから買っておこうとは思わない。

今年は、使わないものをいくつか買ってしまった。

でも、それらはずっと使わないのではなく、これから活用していけるものだ。

できることが増えるもの。私が買う基準はこれである。

健康であればもっと働ける。動画カメラがあれば趣味が広がる。

そんなことを学んだ1年だった。

(注1) ワールド・ビジョンで、バングラデシュの男子が住む村に毎月募金して6年になる。

(注2) 米国インデックスファンド。数万円、利確できた。

(注3) くめ納豆98円。

(注4) これだけ質の高い配合のシャンプーを安く使える時代は恵まれているとしばしば思う。

(注5) 週末に1カプセル飲んでいる。かなり眠くなり、翌朝遅く起きてしまう。

(注6) DNAの転写が増えるので、特に皮膚を怪我したときには飲んでいる。